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身体療法

カイロドクターの仕事内容

カイロプラクティックとは、およそ100年前にアメリカで発祥し体系づけられ発展した療法です。カイロはラテン語で「手」を、プラクティックは「施す」という意味を持つことからも解るように、脊柱・骨盤を中心とした人体構造への手技療法のひとつです。投薬や外科手術をせず、人が生まれながらにしてもっている自然治癒力に働きかけるカイロプラクティックは、身体へのアプローチから自律神経の正常化による身体機能の改善まで幅広く予防医学を提唱する療法で、人にやさしくさまざまな疾患に有効です。

カイロプラクティックでは、基本的には首のつけ根から骨盤の仙骨までつづく背骨のゆがみを正すのがポイントです。これにより、ゆがみが原因で引き起こされている痛みやコリ、内臓や呼吸器、循環器系などの不調を回復させます。さらに神経の働きも整え、生理痛や冷え性にも効果的です。

こうした治療を行なう専門家がカイロドクターであり、他の呼び名としてカイロプラクター、カイロプラクティック師、などがあります。カイロプラクティックは現在、アメリカをはじめ多くの国で公認されている治療法ですが、日本では法制化されておらず、養成スクールや協会による民間資格であるため呼称もさまざまなのです。

カイロドクターになるには

一般的にカイロドクターになる方法は大きく3つあります。

1 国内の養成スクールで学ぶ
学ぶ内容や修業年限、開業への手段などスクールによって異なります。人の身体を扱う責任の重い仕事であるため、医学知識から、実践的な技術指導、独立開業支援までをしっかりしてくれるところを選ぶようにしましょう。

2 海外の大学で学ぶ
海外の多くの国ではカイロドクター国家資格化されていて、専門的な大学(4〜6年間)を修了すると、ドクター・オブ・カイロプラクティック(D.C.)の称号が取得できます。

3 国家資格+アルファとして学ぶ
鍼灸師あんまマッサージ指圧師柔道整復師などの国家資格を修得してから、スクールや講習会でカイロプラクティックを学ぶ方法です。Wライセンスで仕事の幅も広がるでしょう。

養成スクール卒業後は独立開業をはじめとして、カイロ治療院、総合病院、整形外科クリニック、鍼灸・あんまマッサージ治療院、接骨院などへの就職のほか、スポーツトレーナーとして活躍している人もいます。

高齢化社会が進み”健康”がキーワードでもある21世紀、カイロプラクティックは代替医療として広い普及が期待されている分野だといえます。実際、年々カイロ治療院の開業件数は増え続けています。しかしその反面、日本にはカイロ治療院のない地域が少なくありませんから、独立開業するならそういった都市がねらい目でしょう。

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